2020年5月20日に臨時会が開かれました。
本会では第80~83号(知事提出)と第1~3号(議員提出)の6件の議案が審議・可決されました。
第80号議案(知事提出)は、令和2年度一般会計5月補正予算についてです。
これは新型コロナウイルス感染拡大防止協力促進事業費助成事業へのものです。
この事業は、県の休業要請の延長に伴い、休業に応じた事業者への協力金及び休業等を要請した市町への支援です。
この補正予算の規模は9億6,000万円(累計額1兆3,090億2,400万円)です。
第81号議案(知事提出)は、静岡県職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例についてです。
防疫等作業手当について、新型コロナウイルス感染症により生じた事態に対処する職員に対し、従事する作業の特殊性に鑑み、所要の改正を行います。
第82号議案(知事提出)は、静岡県監査委員の選任についてです。
退職した委員の後任を選任することについて同意を求めるものです。
(第83号議案(知事提出)は後述)
第1号議案(議員提出)は、「新型コロナウイルスに打ち勝つ静岡県民支え合い基金条例」の提出についてです。
この基金は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い、厳しい状況下にある医療従事者及び事業者等を支援する事業、県民生活を支援する事業、その他新型コロナウイルス感染症に対応する事業に要する経費に充てるためのものです。
第2号議案(議員提出)は、「議会の議員の報酬の特例に関する条例」の提出についてです。
これは、新型コロナウイルス感染症対策の推進に役立てるため、令和2年6月1日~令和3年3月31日までの間、議員の報酬月額を10%減ずるための特例条例を制定しようとするものです。
第3号議案(議員提出)は、「静岡県政務活動費の交付の特例に関する条例」の提出についてです。
これは、第2号議案(議員提出)と同様に、政務活動費の交付月額を10%減ずるための特例条例を制定しようとするものです。
第83号議案(知事提出)は、令和2年度一般会計5月補正予算(追加分)についてです。
上記の第1~3号議案(議員提出)のとおり議員報酬と政務活動費の10%減じ、その額を上記の「新型コロナウイルスに打ち勝つ静岡県民支え合い基金」に繰り入れ、新型コロナウイルス感染症対策に携わる医療従事者を支援するため病院に対し支援金を交付します。
この補正予算の規模は1億2,700万円(累計額1兆3,091億5,100万円)です。
審議結果についてはこちら
https://www.pref.shizuoka.jp/gikai/shingikekka/gian_kekka0205.html
5月補正予算案についてはこちら
https://www.pref.shizuoka.jp/kikaku/ki-040c/documents/r205hoseiyosan.pdf
5月補正予算案(追加分)についてはこちら
https://www.pref.shizuoka.jp/kikaku/ki-040c/documents/r205hoseituika.pdf